井出晴人


五才から空手を始めて約8年間で黒帯を取ることができてうれしい思いでいっぱいです。
空手は「強くなりたい」という思いで始めました。
次の級に昇格しだすと、試合にも出させてもらえるようになり、技の練習をしたり組手が好きになっていきました。
試合では勝てるようになり、自分が強くなっていることに自覚がでてきました。そして黒帯を目指すきっかけにもなりました。審査会では5人組手より型のほうがとても緊張してドキドキしていたのを覚えています。
コロナの影響で前回の審査では松本道場だけでしたが、先生たちが集まってできたことにうれしく思いました。仲間といっしょに受けるので気持ちで負けることはなかったのですが、今までよりもとても不安はありました。
5人組手は自分の組手に自信をもってやるときめていました。膝を悪くしていたのですが、ケガのせいにして終わりたくないと思って最後までやろうと必死に戦いました。終わったあとは、たくさんの感情がいっせいにきた感じでした。
お父さんやお母さんは自分のやった組手をとてもほめてくれてうれしかったことをはっきりと覚えています。組手は仲間の存在がとても大きかったです。審査の合格発表はドキドキしながら聞いていました。先生に巻いていただいた黒帯は気のはいった感じを出していました。
黒帯をもっとかっこよくするために自分をどう変化させていくのか、という気持ちを忘れずに空手人生を切り開いていきたいと思います。黒帯を取らせてくださった松本先生、支えにもなった道場の皆に感謝しかないです。押忍。

2023 4月9日認可