【昇段レポート】

井本 心絆

私は一年生から空手を始めました。最初は友達に誘われて入ったので空手のことに関してはまったく興味もなかったです。習い事での優先順位は水泳、ダンス、体操の中でも空手は一番下でした。
入ったばかりの頃は嫌々ながら週一で稽古に通っていましたが、どんどん力の差が開くのを感じ、フリーに変更しました。
先輩とミットや組手をするのも怖く、前に出ていけない性格でした。
経験を積むためにも大会にエントリーしていましたがいい結果は得られず、ほんとにやめようと思った時は何度もあります。

上を目指そうと思ったきっかけは、小学5年の時に初めて全国の権利を獲得した時です。初めて全国の権利をとって、大会に出場した時の雰囲気に感動したのを覚えています。
全国の人と初めて対戦した時、今までの試合とは違いとても緊張して、体が動かなくていい試合ができませんでした。
2回戦目で負けてしまって、そこから負けることがとても悔しくて自分に火がつきまた。
そこからたくさんの試合に出て経験値を積み、強化稽古にも参加して強くなれるような努力をしました。
努力をしても思うように体が動かず負けることもあり、たくさん泣きましたが、徐々に試合でも勝てるようになってきて他の全国大会の権利も獲得することができました。
そして勝てなかった選手に対して対策とかも考えるようになり、諦めずに続けることの大事さを実感しました。

私が空手を始めて松本道場で学んだ事は3つあります。1つ目は、「礼儀と挨拶」です。全国にいるライバルたちとも仲良くなれ、たくさんの人に声をかけてもらえるようになり、足りないところを指導してもらえるようになりました。

2つ目は「継続」です。欠かさず練習に参加し、真面目に取り組むことで苦しい場面でも最後まで諦めずにやり抜く精神力は、空手を続ける中で大きく成長できた部分だと思います。

3つ目は、「仲間の大切さ」です。最初の頃、道場の先輩が力加減を合わせてくれたことで、だんだんと打たれ強くなっていき、試合で効かされることも少なくなりました。
道場の仲間の協力がないとできないことだし、みんなが試合でたくさん応援してくれることで強くなれたと思います。道場での仲間との稽古を通じて互いに高め合うことの大切さも実感しました。

そして最後に1番大切な事は、先生への感謝、親への感謝だと思います。たくさんの先生にアドバイスをしてもらい、親にもたくさん支えられてきました。私は黒帯になって黒帯はゴールではなく新しいスタートだと考えています。
これからは技術向上だけではなく、後輩の手本となれるよう、礼儀や姿勢にもさらに責任感を持って行動していきたいです。
また空手を通じて学んだ「諦めない心」を学校生活や日常生活にも活かしていきたいと思います。
ここまでご指導いただいた先生方、支えてくださった家族や仲間に感謝し、今後も努力を続けていきます。